仕事を上手にサボるコツ!プロサボリーマンが伝授するサボり法
社会人なら誰しも、「仕事、サボりたいな」と思ってしまった経験があるのではないでしょうか。
「サボる」という言葉にはマイナスのイメージがつきがちですが、実は“上手に”サボることは、仕事をする上でプラスに働くことも多いのです。
“上手に”というのがポイントで、サボる際には周りから「迷惑な奴」「サボってばっかり」と批判的な目で見られないコツがあります。
この記事では、仕事を上手にサボるコツをあなたに伝授します。
サボりたい時は無理せず、上手にサボって息抜きしましょう。
仕事を上手にサボることで健康で幸せになれる
サボりたいと思う時、人は疲れやストレスを感じていることが多いです。
サボりたいという自分の気持ちを無視して、真面目に仕事をし続けると、体と心が壊れてしまうことも珍しくはありません。
完全に不健康な状態になってしまってからだと、少し休養を取っただけでは回復せず、結果として休職や退職に至る場合もあります。
サボりたい感情は、心身の不調が出る前の、あなたの体と心が発する小さなSOSだと受け止めてください。
体と心のメッセージに耳を澄まし、自分に無理をさせないように上手にサボれば、健康なまま仕事を続けることができますし、仕事で心身が辟易しないので仕事以外のプライベートも充実させることができるでしょう。
会社を上手に休むコツ
サボりたいと思った時は、いっそ仕事を休んでしまいませんか?
サボりたい日以外も、日々少しずつ工夫をすることで、サボりたい日に会社を休みやすくなるのです。
以下に会社を上手に休むコツをご紹介していきます。
休む日の目星を立てる
日頃から、休むならこの日、というのを手帳に記入しておきましょう。
例えば「今週は火曜にクライアントとのアポがあるから、火曜以外はいつでもサボれる」と、絶対外せない予定を除いて、ハードルを低く「サボれる日」を設定してください。
仮に上の状況であれば、「木曜か金曜で1日休もうかな〜」など目星をたてて、休んでも問題ないように周りに根回ししたり、予めやることを別の日に割り振ったスケジュールを組むことができます。
こうやっていつサボれるかを常に考えていることで、急に限界がきて休むより周りへかける迷惑や自分への負担を減らすことが出来ます。
日頃から周りをサポートする
会社の営業日に会社を休むと、他人に迷惑をかける可能性があります。
「迷惑をかけるかも」と思うと、休みたくてもなかなか会社を休み辛いですよね。
しかし、あなたが急に休んで周りに迷惑がかかっても、以前あなたに手伝ってもらった経験のある人は決して気を悪くはしないでしょう。
いつも周りをサポートしているのなら、たまには周りに迷惑をかけることがあっても、それほど引け目に感じる必要はありません。
少し調子がいい日や暇な日には、忙しそうな人に声をかけて雑務を手伝ったり、困っている新人を助けたりしておきましょう。
休む権利があると自覚する
高熱があるような病気や、どうしてもキャンセルできない用事がある時以外は、会社を休んではいけないと思い込んでいませんか?
6ヶ月以上連勤している労働者には有給休暇が与えられ、この有給休暇は特別な理由がなくても、年に10日は使用できることが労働基準法で定められています。
つまり、年に10日は休みたい時に休んでいいのです。
有給休暇を使う際は、基本的には前日までに休むことを申請するようになっていますので、サボりたいと思ったらその次の日〜1週間以内に有給休暇を取ることにしてはいかがでしょう。
休む理由を聞かれた場合は「私用」とだけ伝えればよくて、具体的に説明する義務はありません。
急に休みたくなったら朝、会社に電話する
高熱が出たり、貧血で立てないなど、体調不良でとても会社に行けない状況なら会社を休みますよね。
それと同じで、朝起きて猛烈に「サボりたい」と思った時は心の体調不良なのですから、会社を休む正当な理由になります。
上の症状で会社を休む時と同じように、朝、会社に電話して「体調不良により休みます」と連絡しましょう。
できればサボりたい兆候を感じ取って、前日までに有給申請をしておく方がその後のしわ寄せは小さくて済みます。
しかし、本当に休みたい時は自分の心身の健康のため、後先気にせず休んでしまう方がいいのです。
業務が終わらないのなら、最悪、その後休日出勤してでもその日は休みましょう。
休む理由になるべく嘘は使わない
会社を休んだからといって、周りの社員から信用を失ったり、嫌われたりすることはほぼないでしょう。
もし休んだことによって迷惑をかけたなら、謝罪と感謝をして、他の機会で周りに恩返しすればいいのです。
しかし、休む理由に嘘を使って、もし周囲に嘘だとバレた場合、信用を失う可能性は高いです。
「親族が病気で」「トラブルが起きまして」など、休むのに正当に思えるような理由を嘘で言うのは、リスクがあるのでやめましょう。
因みに、「なんとなくサボりたい」という感情は心身の疲れからくるものなので体調不良と言っても嘘ではありません。
就業中上手にサボるコツ
会社を休んでばかりいられないので、「サボりたいな」と思った時は就業中も上手にサボることをおすすめします。
具体的には以下です。
息抜きすると効率が上がることを理解する
人が深く集中していられる時間は、15分間程度と言われています。
深い集中ではなく、集中の波をつけることで、最長90分までいい集中状態を保つことが出来ますが、それ以降は集中力が散漫になります。
なので、何時間もデスクで作業するより、定期的に休憩を取る方が結果として作業効率は上がります。
休憩の際には、少し体を動かすと血流もよくなりより、効率UPに繋がります。
1日に何回か、昼休みとは別でコーヒーやスナックを買いにオフィスを出たり、少しサボることは、業務にプラスになるのです。
周囲に成果をアピールする
上手にサボることで、サボる時以外は仕事に集中できるので、サボっていても成果が落ちることはないはずです。
仕事の成果をちゃんと出していることを周りにアピールして、サボりが「業務の効率化」に繋がっていると証明しましょう。
成果を理解されていないと、周りから「仕事しない人だな」と思われる可能性があります。
もし数字で分かりやすく成果をアピールできない際は、何が問題でどう解決したかを周囲に共有したり、自分が持っている情報を周りに流すことで仕事をしっかりしていることを周囲に見せましょう。
成果が出ている限り、あなたが周りから責められる筋合いはなく、引け目に感じる必要もないはずです。
業務中、音楽やラジオを聴く
企業によっては不可能な場合もあるかもしれませんが、業務中のおすすめのサボり方はイヤホンで音楽やラジオを聴くことです。
いまいち集中できなくてサボりたい時は、本当なら席を立って気分転換するのが一番ですが、いつでもそれが出来るとは限りません。
しかし、イヤホンで音を聞くことはその場で出来ます。
集中力をMAXで発揮できる15分ごとに作業を中断し合間に1曲ずつ好きな曲を聴く、などのサボり方は作業効率のUPにも繋がるでしょう。
また、全くやる気がない日は、休み休み作業をしながらラジオを聞いてもいいでしょう。
やる気が出ない日に無理をすると辛くなるので、その日はサボって明日から頑張れば良いのです。
サボって息抜きしても仕事がずっと嫌なら
定期的に上手にサボる日を持つことで、ストレスや疲れが溜まるのを防ぐことが出来ます。
しかし、ものすごく大きなストレスを抱えている場合や、今までずっとサボらずに頑張ってきた人が限界に達してサボった場合、少し休んだだけではリフレッシュできないこともあります。
サボっても休んでも、ずっと「会社に行きたくない」「仕事が嫌だ」という気持ちが強くあるのなら、一度病院に行ってみてください。
もしかしたら、長期的に仕事から離れてみる必要があるかもしれません。
仕事が嫌な気持ちを「ただの甘え」と自分で判断せずに、きちんと専門家に相談しましょう。
まとめ
仕事をサボりたいという気持ちが出てきた時には、我慢せずに上手にサボりましょう。
上手くやれば、仕事を休むもよし、業務中にサボるもよしです。
重要なのは、限界がきた瞬間にいきなりサボるのではなく、日頃から少しずつサボる、少しずつサボれる準備をしておくという毎日の工夫です。
この記事でご紹介したコツをふまえて、上手に仕事をサボって心身ともに健康に仕事を続けましょう。