ブラック企業研究所

31歳外資系IT企業で働いています!6年間で2回の転職を経験しております。1社:国内上場 2社目:国内上場 3社目:国外上場(外資)という経歴です。うつ病になった経験もあり。読者に対し少しでも心が軽くなればとブログを開始。転職、洋画鑑賞、副業、プロ野球観戦が趣味なので、日々情報を発信していきます!

『外資系企業は闇深い』

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外資系企業というと皆さんどんなイメージがありますか?

年収が高めで、自由、外国人が多い。

 

だいたいこんな感じだと思います。

私は、28歳の外資系メーカーに勤める営業マンです。

 

今回の記事では、外資系企業で働いていく中で感じた、『人間関係』について話していきたいと思います。

 

## 外資系メーカーへ転職したキッカケ

 

26歳のとき、コテコテの日系企業で営業として働いていた私は、毎日こんなことを考えていました。

 

「はあ、客先対応がめんどうくさい。社内の人間関係がキツイ。年収が低い。辞めたい」

 

本当に典型的なやつですね。

 

### スカウトのメールを見て面談・採用へ

 

3年くらい、毎日いつ辞めようかと考えていて、営業先にいってはコンビニで携帯を見てサボっていました。

いつものように、求人サイトをみていると、一通のメールが目につきました。

 

『〇〇様。貴殿の経歴を拝見し、ぜひ一度職場見学に来ませんか?』といった内容でした。

 

すぐにでも辞めたかった私は、即レスして、見学を日程を調整しました。

 

翌週に行ったのですが、職場はきれいで、案内してくれた方(入社後に上司になる方です)も私服で、とてもフランクでした。

 

しかも、年収も50万くらい上がって得意な英語も活かせるので、そのまま面談を受けることになりました。

 

とんとん拍子で話が進み、最終面接を受けることになりました。

 

そこでは、台湾人の社長がリモートで映っていて、勝手にペラペラ話し始めました。

印象的だったのが、「まあ、うちは外資で、だいたいは一生勤める人はいないから、やりたいことをやって売り上げに貢献してください。期待しています」と言われ、その場で内定をいただきました。

 

1か月後入社することになりました。

 

### 1カ月の研修はボーっとしているだけ、雰囲気が異様

 

そしたら、最初の1か月は東京の本社で住み込みで研修を受けることになりました。

 

1か月仕事もしなくて、お金をもらえるなんてラッキーと思ったのですが、

待ち受けていたものは、『放置』でした。

 

ずっと、ユーチューブをみて時間をつぶしていたのですが、暇そうな職員に話をかけてみました。

 

すると、「ぶっちゃけ、この会社入って後悔してる?」と聞かれました。

 

前職が忙しすぎたので、しばらくは遊んでいたかったのちょうどよかったのですが、

なんだか、社内の雰囲気が異様でした。

 

電話が鳴ってもだれも取らないし、何となくみんながが仕事を押し付け合っている感じでした。

 

外資系って実は、クセのある人物が多いです。

 

そもそも、もっとお金を稼ぎたいとか、英語を話したいとか常々言ってる人とか、外国人ってクセが強い人が多くないですか?

 

ほぼ、1か月間、心の中で「クセが強いんじゃああ」とつぶやきながら過ごしていました。

 

### 営業所へ配属・癖の強い人ばかり

 

そして、営業所に配属されました。

 

全員で5名いたのですが、想像通り全員クセもの揃いでしたね。

 

でも、何というか、みんな素直というか、自分本位ですが、正直ものばかりの集まりで、何となく居心地がいいんですよね。

 

マイペースで仕事をできるのですが、困ったことが起こりました。

 

営業アシスタントの方がいるのですが、ぶっちゃけ無愛想すぎます。

 

何というか、声も小さいし、電話も出ないし、製品も全然覚えてないし、みたいな感じで日々ストレスが溜まっていきました。

 

その後、入社して半年ほど経過して、中途社員が入ってきたのですが、これがまた最強のクセ強な人物でした。

 

幸いなことに、私とはウマが合うというか、なんでもハキハキと言ってしまう人物だったので、とても仲が良くなりました。

 

ただ、その人が、日々社長や役員に対し、社内体制や会議の長さといったことにクレームをメールで送りつけていたことを知ったときは驚きました。

 

なんでもハキハキいっても、そこは抑えろよ。

 

そんなこんなで、これを書いているときは1年ほど経過しているので、慣れてきていますが、皆さん外資系企業のイメージはつかんでいただけましたか?

 

### 慣れてきて感じることは

 

途中でも書いた通り、外資系企業の人間関係は日系企業よりも全然キツイです。

 

外資系企業って、聞こえはいいですが、入れ替わりも激しい国内の企業と戦うことにもなるのでコストには非常にうるさいです。

 

ただ、専門分野を極めた人とか、好条件で期間限定で雇われたいって人にはうってつけです。外資系企業は、基本的に別の職種への異動がないので。

 

### 外資系のキャリア進み方

 

私自身も、今の会社はIT機器のベンダーなのですが、だいたい3年周期で人が総替わりするようで、次は大企業に引き抜かれていくようです。

 

そういう意味でも、自分を高めたいとか、経歴に箔をつけたいとか、短期間で偉くなって起業をしたいという方にはオススメです。

 

### 外資系企業で働くメリット・デメリット

 

メリット

・年収が日系企業より基本高め

・スキルを身に着けることができて、好きな仕事に集中することができる

 

デメリット

・クセものが多くて人間関係がキツく感じる人が多い

・退職金がない企業が多い

 

1年ほど勤めていますが、現状感じている点はこんなものですね。

 

ぜひ気になった方は外資系企業を覗いてみてください。